
マツダ車の一部グレードには電動シートが採用されています。CX-80,CX-60,CX-5,CX-30,MX-30,CX-3,MAZDA3は10Wayパワーシート、MAZDA2は6Wayパワーシートになります。それぞれポジションメモリー機能もありますので、設定しておくと便利です。
シートポジション設定方法

①横長いスイッチがあるので、それを前後に操作することでシート位置を前後にスライドさせることができます。
自然と足を伸ばしてアクセル・ブレーキペダルの操作や踏み換えがしやすい位置に調整してください。

②横長いスイッチの後ろ側を上下操作することでシート全体の高さを調整できます。
シートの高さを調整すると、シート位置が若干前後しますので、再度前後位置を微調整してください。

③縦長いスイッチの前後で背もたれの前後を調整できます。
倒しすぎず起こしすぎずのちょうどいいところにしましょう。倒しすぎても起こしすぎても、疲労が溜まりやすくなる気がします。

④横長いスイッチの前側上下で座面先端の上下を調整できます。
※10Wayパワーシートのみ

⑤円形のスイッチの前後で背もたれの腰部クッションの前後調整ができます。
※10Wayパワーシートのみ

⑥最後にハンドルの位置を調整します。
ハンドル下部のロックを外し、上下・前後の位置を調整してください。
背もたれに肩をつけて腕を伸ばし、ハンドルの2時10時の位置を持ちます。その状態で少し肘が曲がる位置が前後のちょうどいい位置になります。
上下位置はスピードメーターがしっかり見える位置に調整してください。
ポジションメモリー設定方法

①エンジンをかけた状態で、写真の「SET」ボタンを長押しします。約1秒で音が鳴ります。

②音が鳴ったら写真の1もしくは2を押すと、押した方に保存されます。
シート位置を調整して再度保存する場合は、同じ手順で上書きしてください。
まとめ
マツダが売りにしている人馬一体を体感するには、シートポジションをしっかり設定するのは必須だと思います。設定によって長距離運転した際の疲労の溜まり具合も変わってきます。
シート位置・ハンドル位置を適切に設定することで、思い通りの操作感を体感でき、咄嗟のハンドル操作をしなければ行けない状況でも、スムーズに操作ができるようになります。
シート位置のポジションメモリー機能も、運転者が2人いる場合に重宝します。私の場合運転するのは自分だけなので、1に運転ポジション2に休憩ポジションを保存して使用しています。
ぜひあなたも機能を活用し、マツダ車ライフを楽しんでください!